結婚指輪のサイズ直し(2)

結婚指輪(マリッジリング)、婚約指輪(エンゲージリング)に
長年関わっていると、時々、30?40年前の指輪のサイズ直しを
依頼されることがあります。
多少古い指輪でも、素材が18金(イエローゴールド)やプラチナ
(Pt900)であれば、問題なくサイズ直しをすることが出来ます。
私が、長い期間親しむ結婚指輪の素材として、一般的なプラチナ
(Pt900)やゴールド(18金イエローゴールド、ホワイトゴールド)
をお勧めする理由は、それにつきます。
結婚指輪や婚約指輪も、貴金属で作られる以上はジュエリーの範疇なので、
時代や場所を問わず、メンテナンスが可能であるのがあるべき姿です。

では、逆にどのような結婚指輪はサイズ直しが難しいのでしょうか?

1、チタン、ステンレス等、貴金属以外の素材を使った結婚指輪
2、プラチナ、ゴールド素材でも純度が低い金属を使った結婚指輪
 (プラチナで90%未満、ゴールドで75%未満)
3、特殊な硬化処理をしたプラチナを使った結婚指輪
4、ピンクゴールドの結婚指輪
4、デザインが全周にある結婚指輪
5、プラチナとイエローゴールド等2種類の金属が、全周をまわっている
  結婚指輪。
6、その他デザイン上制約がある指輪

貴金属もその時々に新しい素材が開発されますが、それが広く普及しない
場合、サイズ直しに必要な材料や技術的なノウハウも広がらないので
一部の業者でしか対応できないという事態が起こります。
(ホワイトゴールドでも、20年前には一般的ではありませんでした)

また、デザイン的にサイズ直しが出来ない結婚指輪の場合、メーカーは
現品を交換するという対応(費用はケースバイケース)が多いようですが
購入した10年後にそれが可能かどうか、わかりませんね。

あまり先のことばかり考えてもしょうがないとは思いますが、
結婚指輪を長く着けたいと考えるのであれば、購入の際にきちんと確認する
必要があるのです。

(つづく)

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更新:2010年11月29日