どうしてゴールドの結婚指輪よりプラチナの結婚指輪の方が高いの?

田中貴金属工業が発表した、2011年10月のゴールド(金)1グラムあたりの
平均単価(税別)は4,156円、プラチナは3,901円なので、
ゴールド(金)の価格の方が、プラチナよりも5%以上高いことになります。

ところが、どのブランドの結婚指輪も、プラチナの方がゴールドより高いですよね。
どうしてそのようになるのでしょうか?

まず、言えることは、ゴールドやプラチナの価格(相場)は、株や為替の様に
毎日変わりますが、結婚指輪の価格があまり変動しないということ。
おそらく、価格の改定は10年で2,3回というイメージだと思います。

ゴールドの価格がプラチナより高くなったのは、今年の夏以降なので
それが結婚指輪の価格に十分反映されているとは限らないのです。

もっとも、例えば、プラチナとゴールドの価格がずっと同じだったとしても
プラチナの結婚指輪の方が高くなるのです。
それは以下の理由によります。

1) プラチナの材料の方がゴールドの材料よりも純度が高い
    プラチナもゴールドもとても柔らかい素材なので、使用するときのことを
    考え、結婚指輪の材料には他の金属を混ぜた合金が使われます。
    プラチナの結婚指輪では、プラチナが90%(Pt900)含まれるものが標準
    ですが、ゴールドでは75%(K18)含まれるものが標準です。

2) プラチナの方が比重が高いので、同じ形でも重い。
    まったく同じ形状のリングがあったとすると、プラチナ(Pt900)の方が
    ゴールド(K18)の約1.3倍の重量になります。つまり、プラチナの
    結婚指輪は、材料が1.3倍多く必要だということです。

1)と2)を合わせて考えると、プラチナと金が同じ価格だったとしても
プラチナの結婚指輪の材料費は、ゴールドの結婚指輪の1.5倍以上
かかることになります。

通常は、プラチナ価格の方がゴールド価格よりも高いので、
ゴールドの結婚指輪と比べて、プラチナの結婚指輪の方がかなり高額になるのですね。

更新:2011年11月15日